シンポジウム16

21日 9:00-12:00 第11会場

肝・胆道疾患と脂質代謝を見直す−消化吸収異常の関与とその治療−

公募・一部指定

  司会 田妻 進  広島大病院・総合内科・総合診療科
    中田浩二  東京慈恵会医大・消化管外科
消化器疾患と脂質代謝異常の関連は古くから知られているが,近年の脂質代謝研究の進歩と関係薬剤の開発は目覚しい。脂質合成の中心的臓器である肝における脂質・胆汁酸代謝は非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD/NASH),胆石症,膵炎と深く関わっていると考えられる。一方,消化管は脂質吸収の主座であり,その調節は脂質代謝異常に基づく様々な消化器疾患の治療戦略として期待される。本シンポジウムでは,脂質代謝研究の進歩によって明らかになりつつある,肝・胆道疾患と脂質代謝異常の関連性を見直すとともに,その調節による治療戦略の可能性を探る。NAFLD/NASH,胆石症,胆汁うっ滞性疾患,ならびに肝・胆道癌診療に関する最近の基礎的および臨床的知見を脂質代謝の面からご紹介いただき,本領域における脂質代謝の役割とその調節による診療の方向性を探りたい。斬新な基礎研究や,臨床試験成績など多彩な領域からのご応募を期待する。