特別企画(検)
消化器がん検診学会特別企画 胃がん検診、究極の精度管理を目指して
1  司会  
井田和徳
朝日大村上記念病院・消化器内科
2  司会  
細井董三
霞ヶ浦成人病研究事業団健診センター
 
安保智典
札幌厚生病院・消化器科
3  司会  
細井董三
霞ヶ浦成人病研究事業団健診センター
 
中原慶太
久留米大・消化器内科
4  司会  
細井董三
霞ヶ浦成人病研究事業団健診センター
 
杉村文昭
新座志木中央総合病院・名誉院長
5  司会  
細井董三
霞ヶ浦成人病研究事業団健診センター
 
岡村毅與志
札幌徳洲会病院・内科


近年,胃X線診断専門医の老齢化と若手医師たちのX線検査離れが急速に進み,胃X線診断の質の低下とともに胃X線読影医の供給不足が深刻化しつつある.このような事態に直面し,胃がん検診に最大の基盤を置く日本消化器がん検診学会は,その存亡をかけて早急な対策を迫られている.そこで本学会ではNPO法人「日本消化器がん検診精度管理評価機構」と連携し,消化器がん検診専門医師および専門技師の育成を図りながらがん検診の精度管理の維持・向上に向けた活動を開始した.このフォーラムは,胃X線検診精度管理委員会とNPO法人の共同企画で,胃がん検診の精度管理・評価事業への取り組みの現況と将来ビジョン,および胃がん検診に求められている究極の精度目標を示したいと考えている.