パネルディスカッション5 20日 14:00-17:00 第6会場 |
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肝拠点病院網と肝診療均てん化の現状課題 公募・一部指定 |
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司会 | 長谷部千登美 | 旭川赤十字病院・消化器内科 | |
正木尚彦 | 国立国際医療研究センター・肝炎・免疫研究センター |
2007年1月に厚生労働省により取り纏められた「都道府県における肝炎検査後肝疾患診療体制に関するガイドライン」に基づいて,肝疾患診療連携拠点病院を中心とした肝疾患診療ネットワークの構築が全国的に推進されてきた。さらに,2010年1月に施行された肝炎対策基本法が後押しとなり,肝炎患者を取り巻く環境整備も格段に進んでいる。これらの施策が導入されてすでに数年になるが,全国において拠点病院事業がどのように運用されており,300万人以上と推定されている肝炎患者がどれくらいその恩恵に浴してきたのか,などについての現状把握は十分とは言えない。本パネルディスカッションでは,公的資源を投入したこれらの諸施策がそれに見合った十分な費用対効果を上げているのか,今後解決されるべき課題は何か,などもテーマとして取り上げたい。医療従事者のみならず,コメディカル,行政担当者など多方面からのご発表をお願いしたい。