シンポジウム15 21日 9:00-12:00 第10会場 |
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肝硬変患者の栄養マネージメント、治療 公募・一部指定 |
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司会 | 鈴木一幸 | 岩手医大・消化器・肝臓内科 | |
佐田通夫 | 久留米大・消化器内科 |
抗ウイルス療法の進歩およびライフスタイルの欧米化にともない,本邦の肝硬変患者の病因・病態は大きく変化している。近年,インスリン抵抗性や脂肪肝の合併は,肝線維化・肝発癌・患者予後に関わる重要な病態であることが相次いで報告されているが,各病態に対する適切な評価法や食事・運動療法をはじめとした栄養マネージメントについては未だ確立していない。また,分岐鎖アミノ酸,インスリン抵抗性,鉄,亜鉛,ビタミンなどをターゲットとした肝硬変患者の栄養・薬物治療は,栄養状態の改善効果だけでなく,多彩な作用により肝硬変患者の予後をも左右しうる治療であるといった報告が近年なされている。本シンポジウムでは現代の肝硬変患者にマッチした新たな栄養マネージメントと治療について幅広く論じたい。萌芽的な研究を含め多くの施設から独創性に富む演題を期待する。