シンポジウム23

23日 9:00-10:30 第13会場

消化器癌の画像診断における基本読影:癌の浸潤・進展を読む
−リンパ節・血行性・播種性転移・直接浸潤−

公募・一部指定

  司会 宮川秀一 藤田保健衛生大・2消化器外科
    内田政史 久留米大・放射線医学
近年US, MDCT, 高磁場MRI, そしてFDG-PETなど画像診断機器の進歩にはめざましいものがあり,消化器領域においても従来は不可能であった小さな病変の詳細な描出あるいは微細な転移の診断も可能となってきている。一方消化器癌においては,質的診断だけでなく局所進展,浸潤,転移の診断が治療法選択に極めて重要である。本シンポジウムでは,このような診断機器の進歩を踏まえ画像診断という観点から消化器癌の浸潤,進展度診断における臨床成績の発表,あるいは新しい機器や造影剤,手法による浸潤,進展度診断への取り組みについて論じていただき,食道,胃,大腸そして肝胆膵領域の癌に対する正確なstaging方法を探るとともに,最新の画像診断の現状を明らかにし将来の方向性を考える場にしたいと思っている。