シンポジウム2

10日 9:00-12:00 第4会場

C型肝炎治療の最前線

公募・一部指定

  司会 泉 並木 武蔵野赤十字病院・消化器科
    榎本信幸 山梨大・1内科
C型肝炎ウイルス(HCV)に対して直接増殖を抑える薬剤の開発が進み、治癒率が飛躍的に伸び、その効果や副作用に関連する宿主遺伝子多型に基づく治療が重要になっている。宿主の代謝や免疫など効果に関連する因子を解明することや、ウイルス側要因を明らかにすることが急務である。効果を向上させ、副作用をいかにコントロールするのかが今後の課題である。また、不耐用例に対して肝発癌を防止することも重要な課題である。2012年における現状について、それぞれの立場から活発な演題の応募を期待する。