消化器内視鏡学会 特別企画3 13日 9:00-12:00 第8会場 |
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胆・膵疾患の治療方針決定までの模擬カンファランス 指定 |
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司会 | 上坂克彦 | 静岡がんセンター・肝胆膵外科 | |
糸井隆夫 | 東京医大・消化器内科 |
近年のUS、CT、MRIをはじめとする画像診断の進歩は目覚ましく、胆膵疾患においても典型例ではこれら低侵襲の画像診断のみで確定診断が得られるようになってきている。しかしながら胆膵疾患には炎症性病変から腫瘍性病変まで鑑別すべき疾患が多数あり、それらの典型的な所見を覚えることでさえも容易ではなく、実際の日常臨床では鑑別診断に苦慮することもしばしば経験する。そこで本カンファレンスでは“この所見から何を考えていくか”、そしてその診断に基づいて“どのように治療戦略をたてていくか”について、実際の症例を用いてアンサーパット形式でそれらの重要ポイントを会場の皆さんと共に勉強していきたい。本セッションが明日からの臨床に役立つことを期待する。