ワークショップ14

12日 14:00-17:00 第3会場

患者にやさしい上部消化管内視鏡検査の工夫

公募

  司会 木下芳一 島根大・2内科
    河合 隆 東京医大病院・内視鏡センター
上部消化管内視鏡は検診、診療において精度の高い診断を行うことが可能であるが、一方、検査に伴う患者の不快・苦痛、また様々な偶発症が生じうることが問題となっている。そこで各施設において苦痛なく、さらに安全に内視鏡を行うために様々な工夫がおこなわれている。苦痛軽減のため経鼻内視鏡などスコープの細径化、患者の受容性をあげるため各種の鎮静剤の使用や麻酔法の工夫、さらにCO2送気システムの使用などデバイスの工夫があげられる。安全確保の面では鎮静剤使用時のBISやCAPSなどの生体監視モニターの使用ならびに指導・研修においてビデオ教育、E-ラーニングの導入など多くの試みがなされている。本ワークショップでは、各施設が行っている様々な工夫や試みを提示していただき、明日からの日常内視鏡診療に役立つようなセッションとしたい。各種上部消化管内視鏡検査に関する(治療は含まない)多くの演題の応募を期待する。