ワークショップ2 10日 14:00-17:00 第2会場 |
|||
高齢者のC型肝炎−どう扱うか? 公募 |
|||
司会 | 茶山一彰 | 広島大大学院・分子病態制御内科学 | |
八橋 弘 | 国立長崎医療センター・臨床研究センター |
C型肝炎ウイルスキャリアは日本では高齢化しており、標準化されてきたPeg-interferon + Ribavirinの治療が貧血などの副作用のために完遂できない症例が多くを占めるようになって来た。さらに、新しい治療であるProtease inhibitorを使用した治療もより副作用が強いと考えられるため、勧められない場合が多い。しかし、肝庇護療法のみでは70歳代になると肝硬変に至っていなくても発癌する症例が増加してくる。インターフェロンの少量長期投与も何歳まで行うかといった問題もある。このように高齢者に対してどのような治療を行っていくのがよいかは重要な検討課題であるといえる。本ワークショップでは高齢者に対して実際どのような治療が行われているのかを提示していただき、よりよい治療法について検討したい。