ワークショップ20 13日 9:00-12:00 第5会場 |
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患者にやさしいERCPの工夫 公募 |
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司会 | 五十嵐良典 | 東邦大医療センター大森病院・消化器内科 | |
向井秀一 | 淀川キリスト教病院 |
内視鏡機器や処置具の改良や進歩により膵胆道疾患に対する内視鏡診断および治療としてERCPが施行されることが多くなっている。ERCPは内視鏡検査では一番偶発症の頻度が多く認められる検査である。そのため、より安全に確実に短時間で施行されることが重要である。患者さんの苦痛を軽減するために前投薬の選択は重要であり、また二酸化炭素(CO2)送気の使用で腹痛を軽減させている。またERCP後膵炎の予防のために造影剤の使用を減らす工夫(wire-guided cannulation)などが行われている。各種処置具を工夫することで、総胆管結石除去や胆管ステンティングも短時間に施行することが可能になっている。本セッションでは、各施設においてどのような工夫をすることで、安全かつ確実なERCPが可能であるかを討議する予定である。多数の応募を期待する。