ワークショップ24 13日 14:00-17:00 第12会場 |
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消化器癌治療における分子標的薬の位置づけ 公募 |
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司会 | 今野弘之 | 浜松医大・2外科 | |
後藤秀実 | 名古屋大大学院・消化器内科学 |
近年の消化器癌化学治療の進歩は目覚ましい。さらに様々な分子標的薬も広く用いられるようになってきている。現在保険適応が承認されている分子標的薬は大腸癌に対するベバシズマブ、セツキシマブ、パニツムマブ、胃癌のトラスツズマブ、GISTのイマチニブ、スニチブ、肝癌のソラフェニブ、さらに膵癌のエルロチニブなどである。また多くの新規薬剤が開発中で、臨床試験も行われており、今後分子標的薬の役割はますます重要になると思われる。一方、実臨床においては、適応症例の選択、適切な投与期間、殺細胞薬との併用、有効性の評価、副作用への対策など課題も多い。本ワークショップでは消化器癌化学療法における分子標的薬の治療成績や問題点の現状と、今後の治療展開を含めて活発に討論をしたい。