23日 14:00-17:00 第1会場

公募・一部指定

パネルディスカッション 1

C型肝炎治療の新展開と到達点
司会 泉 並木 武蔵野赤十字病院・消化器科
  茶山一彰 広島大大学院・消化器・代謝内科学
C型肝炎ウイルス感染に対する治療はインターフェロン単独の時代からリバビリンの併用,ペグインターフェロン+リバビリンの併用へと改善され,2011年11月から初のdirect acting antivirals(DAA)であるtelaprevirが使用可能となった.これらの進歩により,治療効果は画期的に改善され,genotypeにかかわらず8割以上のウイルス学的治癒が期待されるようになった.今後さらにsimeprevirやインターフェロンを使用しないDAAの併用による治療法が認可され,より身体的な負担が少なく治癒率の高い治療法が利用できるようになることが期待される.本パネルディスカッションでは最新の治療法による成績を比較し,近未来そして将来の到達点について論じることとしたい.さらに,それを踏まえた現時点での問題点についても整理し,日常臨床に生かせる議論を展開したい.

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