23日 9:00-11:20 第4会場
公募・一部指定
パネルディスカッション 3
GERD—今何が問題とされているか(その争点) |
司会 |
後藤秀実 |
名古屋大大学院・消化器内科学 |
|
木下芳一 |
島根大・2内科 |
GERDに関しては消化器病学会でガイドラインが作成され,診療に関する多くの部分でコンセンサスが得られている.しかし,最近では新たな問題が出現し,検討と議論が行われている未解決の領域も存在する.本パネルディスカッションでは,GERDに関係した領域で現在問題とされているテーマのうち,重要と考えられる2テーマに絞って各施設から現状を報告していただき,十分なディスカッションを行いたい.第1のテーマは「バレット腺癌は日本では増加しているのか,いないのか?」として,欧米でバレット腺癌が著しく増加している中での日本のバレット腺癌の現状と今後の対策に関して討論を行いたい.第2のテーマは「PPIに関する諸問題,その安全性」として,PPIの長期使用や多剤との併用が広く行われている中で,PPIの安全性に関して重点を置いた発表をいただき討論を行いたい.「バレット腺癌が増加しているのか,いないのか?」「PPIに臨床上問題となる副作用があるのか,ないのか?」に関して成績を有するグループからの演題を歓迎する.