シンポジウム 13
安全で苦痛・見落としのない大腸内視鏡 <ビデオ> |
司会 |
久山 泰 |
帝京大附属病院・内科 |
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松橋信行 |
NTT東日本関東病院・消化器内科 |
近年の大腸癌等の増加に伴い大腸内視鏡の検診,診断,治療の各局面での重要性がいよいよ大きくなってきている.一方で大腸内視鏡は比較的苦痛や偶発症が多く,見落としも発生しやすい.大腸内視鏡の広い普及とその質の担保を両立させていく必要があり,当シンポジウムではこれについての工夫を取り上げる.内視鏡手技はもちろん,検査対象選定,背景疾患対策,前処置,検査環境等についての検討も期待したい.見落としの有無の客観的な評価には困難が伴うため,その点については必ずしも評価が完結していなくても構わない.安全性,苦痛,見落としに対する対策は相互に対立する面もあり,その兼ね合いについても検討したい.高度・特殊な技術というより,誰にでも利用できるような現場ですぐに役立つ工夫についての発表を歓迎する.なお,通常型内視鏡を主な対象とするが,カプセル内視鏡についての発表も受け付ける.