シンポジウム 18
先端的内視鏡機器の有用性と問題点 |
司会 |
芳野純治 |
藤田保健衛生大坂文種報徳會病院・内科 |
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猪股雅史 |
大分大・消化器外科 |
消化器内視鏡は開発当初においては観察・撮影のみであったが,その後,生検が可能になり,さらに止血鉗子などのデバイスが開発され,治療が行われるようになった.さらに近年では,ESDによる各種の消化器がんの治療,食道アカラシアの治療なども行われるようになっている.また,カプセル内視鏡が導入され,その適応も拡大してきている.外科領域においても腹腔鏡・胸腔鏡による治療,さらにNOTESが行われている.これらの進歩の中で,内視鏡機器の開発は極めて重要であり,これらの手技の進歩を支えてきた.本シンポジウムでは,新しい先端手技を支える内視鏡機器,関連するデバイスについて,その有用性と問題点を明らかにすることにより,今後の開発の礎にしたい.多数の演題の応募を期待する.