25日 9:00-12:00 第6会場
公募・一部指定
統合プログラム 2
膵嚢胞性疾患への集学的アプローチ |
司会 |
白鳥敬子 |
東京女子医大・消化器内科 |
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杉山政則 |
杏林大・外科 |
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藤田直孝 |
仙台市医療センター仙台オープン病院・消化器内科 |
膵嚢胞性疾患は多彩な病理組織像を呈する疾患群である.無害性のものから高率に悪性化するもの,悪性病変と,その鑑別診断は治療方針の決定において極めて重要である.一方,膵の解剖学的な特徴もあり,組織診断は必ずしも容易ではなく,画像診断,組織のサンプリングなど集学的アプローチによる診断が必要となる.治療についても外科的切除から放射線・化学療法,内視鏡的治療などによる介入,さらには経過観察と,個々の病態に応じて最適な手段を選別し患者に提供することが求められる.本シンポジウムでは,このような膵嚢胞性疾患に対する研究から臨床までの集学的アプローチの現状について,専門施設の発表を伺い,討論を持ち理解を深める機会としたいと考える.多数の応募を期待する.