24日 15:00-17:00 第7会場
公募・一部指定
ワークショップ 6
腸肝相関からみた肝病態と治療の展開 |
司会 |
向坂彰太郎 |
福岡大・消化器内科 |
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米田政志 |
愛知医大・消化器内科 |
腸管より門脈を経由した血流が最初に到達する臓器である肝臓とその源流に位置する腸管との間には,これまでも多くの相互関係が論議されてきた.最近,さらに,脂肪肝ならびに非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の病態にも,腸管周囲の脂肪細胞より分泌される脂肪性サイトカインなどの関与が重視されている.本ワークショップでは,腸肝相関に関与する腸管から吸収される物質(エンドトキシンを含む),腸管周囲の脂肪細胞より産生される物質,さらに,門脈圧亢進症における両臓器の関係,中枢神経や自律神経を介した関与などについての演題応募を期待したい.そして,消化管と肝臓の相互関係から両臓器の病態を見直して治療への展開を模索したいと考える.