Laparoscopy and Endoscopy Cooperative Surgery(LECS)は,胃粘膜下腫瘍に対する腹腔鏡下切除術の際に,管腔内視鏡治療の併用でより少ない侵襲を目指して考案され,2014年には保険収載され,現在では,外科と内科のコラボレーション手術の総称として理解されている.本統合プログラムでは,保険収載後にLECSがどのように日常診療の中に定着し,工夫されているか,また問題があるか,チーム医療の構築,等の現状を整理したい.また,LECSの更なる発展に向けて,早期胃癌や他臓器疾患への応用など,前臨床から臨床研究として行われている研究内容についてもご紹介頂き,将来展望を議論したい.外科医,内科医などいろいろな立場からの,多方面の演題を期待する.