ワークショップ 10

4日 9:00-11:20 第4会場

公募

IPMN併存膵癌における諸問題と対策
司会 權 雅憲 関西医大・外科
  清水京子 東京女子医大・消化器内科
膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)併存膵癌は,組織学的に浸潤性膵管癌がIPMNと離れているものと定義され,IPMNと浸潤性膵管癌の間に組織学的移行像があるIPMN由来膵癌とは臨床病理学的特徴やKRAS,GNASなどの遺伝子変異パターン,発癌形態などが異なっている.近年の画像診断の進歩によりIPMNの経過観察例数が年々増加しているが,多数のIPMN症例の中からIPMN由来浸潤癌のみならずIPMN併存浸潤性膵管癌にも注目して,膵癌の早期発見を可能とし,予後を改善するための非侵襲的で効率のよい診断ストラテジーと治療法が求められる.本ワークショップではIPMN併存膵癌の臨床病理学的特徴,診断の分子生物学的マーカー,発癌過程の遺伝子変異パターン,各種画像診断,病理学的診断,手術法,IPMN術後のフォローアップ法などについて,現在の問題点とその解決に向けての取り組みに関する多数の演題の応募を期待する.

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