ワークショップ 8

3日 14:30-17:00 第11会場

公募

消化管リンパ増殖性疾患の内視鏡像の特徴
司会 大仁田賢 長崎大・光学医療診療部
  山本章二朗 宮崎大・消化器血液学
消化管悪性リンパ腫は全消化管に発生し,びまん性大細胞 B 細胞性リンパ腫,MALT リンパ腫をはじめとして,濾胞性リンパ腫,マントル細胞リンパ腫などの B 細胞腫瘍,また成人 T 細胞白血病などの T 細胞腫瘍がみられるが,その内視鏡像は多彩であり,診断に難渋する症例も存在する.最近では,胃や大腸のリンパ腫の診断においてはNBIなどの画像強調内視鏡や拡大内視鏡などの有用性も報告されており,小腸病変においてもカプセル内視鏡やバルーン内視鏡の普及により発見頻度が増加している.本セッションでは消化管悪性リンパ腫の診断において,様々な内視鏡的モダリティーの有用性,内視鏡像の特徴や他の疾患との鑑別,組織型の推測など,全消化管を対象に最新の知見に関する演題を広く募集し,臨床的有用性と今後の展望について論議を行いたい.治療前後の内視鏡像の比較や再発例の内視鏡像などの提示も歓迎する.

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