メディカルスタッフプログラム1(JDDW)
10月28日 9:00–12:00 第11会場(福岡国際会議場 502+503)
MS1-5指
臨時医療施設の診療体制の構築について
忽那 賢志
- 大阪大・感染制御学
COVID-19の流行から2年が経過し,ワクチン接種や治療薬の登場によって重症化する患者の割合は減少してきている一方で,変異株の登場により感染者数は増加傾向にある.このような中,軽症・中等症のCOVID-19患者を収容する医療機関の数は限られていることから,会議場など広いスペースを用いた大規模療養施設の必要性が議論されることがある.大阪府ではインテックス大阪という国際会議場の中でも最も大きな会議場である6号館を大規模療養施設として運用することとし,2021年9月から準備に着手した.発表者はこの大規模療養施設の準備・体制整備に関わったが,この準備・体制整備の経験を通して得られた知見および課題の共有を行うことが本講演の目的である.
- 索引用語1:COVID-19
- 索引用語2:新型コロナウイルス感染症