パネルディスカッション 14
10月29日 14:00~17:00 第5会場
公募
PD14 ガイドライン改訂後のGERD診療について |
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司会 | 永原章仁 | 順天堂大・消化器内科 |
藤原靖弘 | 大阪公立大大学院・消化器内科学 |
GERD診療ガイドライン2021改定第3版におけるCQでは軽症と重症逆流性食道炎の初期治療と維持療法におけるPPIとP-CABの位置づけがなされ,その他にもPPI抵抗性GERDの治療,PPI長期維持療法の安全性,外科的治療の有用性,Barrett食道の発癌予防に関して,エビデンスを基にそれぞれステートメントが挙げられた.また,NERDの病態に関しても,酸逆流と食道知覚過敏の観点から逆流過敏食道や機能性胸やけとの関係を示す図も掲載された.一方,エビデンスはないが今後の重要課題として9つのFRQが挙げられ,特にP-CABテストや酸逆流が主体のNERDにおけるP-CABの有用性などP-CABに関するものが多く取り上げられている.本パネルディスカッションではガイドライン改定後に,GERD診療は実際どのように行われているのか,様々な視点からの演題を公募する.