JDDW2022 (Japan Digestive Disease Week 2022) FUKUOKA

司会の言葉

パネルディスカッション 6

10月27日 9:00~12:00 第12会場

公募・一部指定

PD6
肝癌intermediate stageの治療戦略
司会 工藤正俊 近畿大・消化器内科
加藤直也 千葉大大学院・消化器内科学
肝癌intermediate stageでの標準治療はTACEであるが,TACE不応・不適という概念が提唱されるようになり,全身化学療法の適応が望ましい病態があると認識されるようになった.また,TACEと全身化学療法の併用,あるいは全身化学療法を先行させた上でのTACEも試みられ,intermediate stageの治療は多様化している.特に複合免疫療法の登場はadvanced stageの治療に大きな変革をもたらしたが,intermediate stageの治療をも変えつつある.アテゾリズマブ+ベバシズマブやレンバチニブなど,奏効率の高い全身化学療法を行うことでconversion therapyの可能性が増えている.本セッションでは,このように多様化した肝癌intermediate stageの治療につき,その適応を含めリアルワールドデータを発表いただき,病態に応じたベストな治療戦略を明らかにしたい.

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