シンポジウム 1
10月27日 14:30~17:00 第1会場
公募
S1 (JGES Core Session) Interventional EUS: エビデンスと新たな展開 |
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司会 | 木田光広 | 北里大・消化器内科 |
安田一朗 | 富山大・3内科 |
EUS下穿刺技術を応用した手技,いわゆるInterventional EUSは近年めざましい発展と普及を遂げている.膵仮性嚢胞やwalled -off necrosis(WON),胆道に対するドレナージは既に保険収載されて一般臨床で広く行われつつあり,また,膵管ドレナージ,胆嚢ドレナージ,胆管結石治療,腹腔神経叢ブロック,腫瘍に対する薬剤注入療法などの手技も臨床研究として行われることによって多くのエビデンスが蓄積されつつある.さらに,これら以外にも新たな診断・治療手技の開発が継続的に進められており,その臨床成績が新たなエビデンスとして加わりつつある.今回のシンポジウムでは,こうした手技の技術的・臨床的成功率,安全性,予後などについてエビデンスとしてまとめていただくとともに,さらに現時点における問題点や課題についても言及し,その解決策や今後の進むべき方向性や新たな展開について発表していただきたい.なお,今回はTherapeutic EUSをテーマとして,EUS-FNAについては取り上げないこととする.