統合プログラム 4(S)
10月28日 14:00~17:00 第3会場
公募・一部指定
統合4(S) ポストコロナ時代に向けた消化器診療 |
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司会 | 持田 智 | 埼玉医大・消化器内科・肝臓内科 |
古田隆久 | 浜松医大附属病院・臨床研究センター | |
長谷川秀樹 | 国立感染症研究所・インフルエンザ・呼吸器系ウイルス研究センター |
ワクチン接種率の上昇で,COVID-19のパンデミックは収まる動向にあるが,その根絶は当面見込まれない.ポストコロナ時代は“with コロナ時代”であり,感染予防を考慮せずに消化器病を診療できるのは遥か先である.約2年に亘ったパンデミックで消化器病の診療は変化を余儀なくされた.感染リスクと診療縮小のデメリットを秤にかけて,中止したものもあれば,新たに開始したものもある.“with コロナ時代”に移行した後も,この変化を継続すべきかどうか,また,新たに行うべき取り組みがあるかどうかを検討する時期にきている.COVID-19の消化器系への影響と対応策もさらに検討する必要がある.感染症,消化器疾患の専門医のみならず行政の担当者に,現状と今後の展望を提示していただき,あるべき姿を討論したい.医療機関における対応から国,自治体における対策まで,幅広い演題を募集する.