JDDW2022 (Japan Digestive Disease Week 2022) FUKUOKA

司会の言葉

ワークショップ 12

10月29日 9:00~12:00 第2会場

公募・一部指定

W12
(JGES Core Session) Advanced diagnostic endoscopy:下部消化管のエビデンスと新たな展開
司会 田中信治 広島大大学院・内視鏡医学
斎藤 豊 国立がん研究センター中央病院・内視鏡科
内視鏡観察は従来法の白色光観察の時代から,Image-enhanced Endoscopy (IEE)/Advanced Diagnostic Endoscopy (ADE)の時代に,さらに超・拡大観察(細胞観察)の時代へと大きく進化している.丹羽,田尻らにより,IEEは,白色光,画像強調観察(光学法,デジタル法,光デジタル法,色素法),拡大内視鏡観察(光学法,デジタル法),顕微内視鏡観察(光学系,共焦点系),断層イメージング(OCT:Optical Coherence Tomography,超音波内視鏡)と大きく分類されている.画像強調観察・拡大内視鏡観察は日常臨床ですでに一般化されている観察法であり,①病変の拾い上げ ②腫瘍・非腫瘍の鑑別 ③癌の深達度診断 ④炎症性疾患の診断など多岐にわたる.本ワークショップでは,これらの診断における今まで蓄積された多施設や単施設の臨床試験によるエビデンスを提示いただき,そのエビデンスを基に,各施設の臨床成績を提示いただき,今後どのような展望が期待できるのか,さらには臨床試験によって解決していく必要のある課題などを提示いただければ幸いである.JNET分類・超拡大内視鏡の日常臨床における意義や,AI (artificial intelligence)を用いた診断なども含めた将来展望に関する発表も歓迎する.

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