皆さん、こんにちは。日本消化器関連学会機構理事長の下瀬川 徹です。
JDDWは1993年に第1回大会を神戸で開催してから、2022年でちょうど30周年の節目を迎えます。この記念すべきJDDW 2022を福岡市で、2022年10月27日(木)から30日(日)までの4日間、福岡国際センター、サンパレス、国際会議場、ならびにマリンメッセにて開催します。JDDW 2022では、第64回日本消化器病学会大会長を大分大学消化器内科学の村上和成教授が、第104回日本消化器内視鏡学会総会会長を福岡大学筑紫病院消化器内科の植木敏晴教授、第26回日本肝臓学会大会長を慶應義塾大学病理学の坂元亨宇教授、第20回日本消化器外科学会大会長は東京医科歯科大学肝胆膵外科学分野の田邉稔教授が担当します。また、第60回日本消化器がん検診学会大会長は愛知県がんセンター病院長の丹羽康正先生が務めます。2021年4月30日に開催された第1回運営委員会で、村上和成教授が運営委員長に選出され、村上教授のもと各学会大会長が協力して開催準備を進めているところです。例年通り3日間の一般プログラムと4日目には教育講演を予定しますが、JDDW30周年の特別企画として、記念式典に加え、記念講演にはノーベル生理学・医学賞を受賞された本庶佑先生と山中伸弥先生のご講演を予定しています。記念シンポジウム、記念コンサートも企画しており、充実したプログラムになるよう準備を進めています。
2021年8月末現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が止まらず、全国的に医療は逼迫した状態が続いています。日夜、この目に見えない敵と戦っている医療従事者ならびに保健行政の皆様のご努力に心より敬意を評するとともに、人類がこの困難を1日も早く克服できるよう祈っています。
30回記念大会であるJDDW 2022がポストコロナ時代の幕開けとなり、皆様と現地福岡でお目にかかれることを、また、心の通った充実した大会になるよう願っています。多くの皆様のご参加をお待ちしております。