JDDW2022 (Japan Digestive Disease Week 2022) FUKUOKA

JDDW2022 FUKUOKA

倫理指針

倫理審査の不要な研究(カテゴリー A): 非該当・該当抄録例

(8)
カテゴリー A④
「既に学術的な価値が定まり,研究用として広く利用され,かつ,一般に入手可能な試料・情報を用いた研究」

カテゴリー A⑤
「既に匿名化されている試料・情報(特定の個人を識別できない状態に加工され,自他問わず対応表がどこにも存在しないもの)を用いた研究.但し,体細胞由来のゲノムデータ解析は除く」

カテゴリー A⑥
「既に作成されている匿名加工情報または非識別加工情報を用いた研究」と申告

→ いずれも該当しない
倫理審査が必要な例 (B1研究)

題名:「当院における悪性大腸狭窄に対するステント留置の有効性」

【背景】
大腸癌が進行するとしばしば大腸狭窄をきたし、早晩腸閉塞を合併する。腸閉塞を合併すると摂食不能、低栄養となり、手術後に合併症を起こす頻度が高くなる。当院では、2年前より悪性狭窄にステント留置を行ったのち、待機的に大腸癌手術を行っている。

【目的】
大腸癌による悪性大腸狭窄に対して、術前にステント留置を行い、術後の入院期間の短さ、合併症率や人工肛門造設率、死亡率などを調べてステント留置の有効性を検討するとともに、安全性を評価する。

【対象と方法】
当院において、大腸内視鏡検査にて大腸癌と診断され、腫瘍が全周性の症例、またはスコープが通過しない症例を対象とした。2010〜2016年のステント留置をしていない20症例(A群)と2016年以降のステント留置を行なった20例(B群)を対象として、電子カルテ上で術後の入院期間、合併症率、人工肛門造設率、死亡率を調べて比較検討した。

【結果】
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【考察】
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