- 第23回日本消化器外科学会大会
- 会長 瀧口 修司
名古屋市立大学大学院 消化器外科学
皆さんこんにちは、名古屋市立大学消化器外科 瀧口修司です。JDDW 2025におきまして、第23回消化器外科学会大会長をつとめさせていただくこととなりました。歴史と伝統のある消化器外科学会の学術集会を担当させていただくことは、身に余る光栄に存じます。なお、名古屋市立大学としましては、初めての経験であり、医局員一同力を合わせて、盛会へと導きたいと心ひとつにしております。
いま、医療界全体として、本格的にスタートした働き方改革により、大きな転換点をむかえ、多くの医師がこれまでの慣習を見直し、患者さんの利益を優先しつつ、行き過ぎた労働状況の改善に乗り出しております。その影響は、外科領域には、大きくのしかかっていますが、一方で、その成果も感じる状況になりました。消化器外科治療としては、ロボット支援手術、AIなど様々な形での技術革新も進み、今後は、両者をマッチさせた形での、新たな医療の追求が本格化するものと期待されます。
本会ではそんな状況を踏まえ、多くの方に現状と今後をご議論いただき、変革のその先を示していただければと思います。
JDDW 2025において、消化器疾患治療に従事する多くの先生の活発な意見交換の場として、親交を深める場になることを願っております。JDDW 2025神戸へ、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。