統合プログラム 1（PD）
消化器がんに対するConversion surgeryの現状と課題
30日 9：00～12：00 第6会場
公募・一部指定
| 司会 | 田邉 稔 | 市立柏病院 |
| 井岡達也 | 山口大附属病院・腫瘍センター | |
| 竹内裕也 | 浜松医大・２外科 |
本来外科治療の適応がない他臓器浸潤や遠隔転移を有する進行・再発消化器がんに対する薬物療法の進歩により，その著効例には外科治療介入(Conversion Surgery)を行うことで長期生存につながったと考えられる症例が報告されている．一方で，本当にConversion Surgery が予後改善に寄与するのかについてはエビデンスが不十分であり，Conversion Surgeryの定義や適応，手術のタイミングや術式，R0切除後の薬物療法の是非など，多くの解決すべき課題があるのが現状である．本セッションでは，各消化器がんにおける自施設あるいは多施設でのConversion Surgeryの成績を報告していただき，その現状と課題，将来展望についてがん腫横断的に論じてみたい．