統合プログラム 5(PD)
imAE診療のリアルワールド
1日 9:00~12:00 第6会場
公募
司会 | 中本安成 | 福井大・2内科 |
加藤 健 | 国立がん研究センター中央病院・頭頸部・食道内科 | |
川井 学 | 和歌山県立医大・2外科 |
免疫チェックポイント阻害薬を用いた新規治療が多くの消化器がんに導入されるようになって治療成績は飛躍的に向上した.その一方で,有効な治療を継続するための障壁となる免疫介在性有害事象(imAE)の管理が重要な課題となっている.本パネルディスカッションでは,がん腫に関わらずリアルワールドにおける免疫チェックポイント阻害薬の効果と全身の多臓器にわたるimAEに関する実臨床での経験や最新の研究成果を共有することを目的とする.具体的には,免疫チェックポイント阻害薬の治療効果とimAEの発生頻度や種類,これらの有害事象の病態,予防,早期発見および多診療科による管理戦略,実臨床における成功事例や問題点,新たな治療アプローチや対策などのテーマについての演題を募集する.臨床現場での貴重な経験やデータ集積を通じて,imAE管理の最適化を目指した活発な議論を行いたい.