JDDW2025 (Japan Digestive Disease Week 2025) KOBE

司会の言葉

ワークショップ 5
スクリーニング内視鏡の最前線

31日 9:30~12:00 第5会場

公募・一部指定

司会 青木利佳 徳島県総合健診センター・内科
  三澤将史 昭和大横浜市北部病院・消化器センター
本邦において,我々,内視鏡医が標的とする消化管癌による死亡者数は,悪性腫瘍による死亡者の中で,いまだに上位を占める.死亡者数を減らすためには,スクリーニング内視鏡検査の重要性は明らかであり,広く国民へこの技術を届けることが期待されている.その最前線の現場においては,精度管理,受容性や安全性の向上,適切な検査間隔,処理能力,費用対効果などを含む様々な課題解決に取り組んでいることだろう.一方で,近年,内視鏡機器の進化は目覚ましく,画像強調内視鏡,AIなどのICT技術の出現により,新たな時代に突入したと考えられる.しかしながら,これらの新技術は,消化管癌の拾い上げを目的とするスクリーニング検査における使用方法や精度など,エビデンスを蓄積している段階であり,その報告が待たれている.今回は次世代に向け,スクリーニング内視鏡検査の最前線で行われている取り組みを持ち寄り議論したい.幅広い分野からの演題応募を期待する.

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