JDDW2025 (Japan Digestive Disease Week 2025) KOBE

司会の言葉

ワークショップ 6
ロボット支援下手術の挑戦とその限界(上部消化管)

31日 14:40~17:00 第5会場

公募・一部指定

司会 小濱和貴 京都大・消化管外科
  宇山一朗 藤田医大・先端ロボット・内視鏡手術学
食道癌・胃癌に対するロボット支援手術は,2018年に保険適用となってから普及が加速している.さらに,ロボット支援胃癌手術は従来の腹腔鏡手術に比べて長期成績を向上させるという報告に基づき,2022年には同手術に対する加算も認められるようになった.ロボット支援手術の導入によって,より微細な外科解剖が認識されるようになり,それに伴ってこれまでよりもさらに安全・精確で患者に優しい真の意味での「低侵襲手術」が実現可能となっている.一方で,ロボット関連の医療機器開発や,外科医の術式・手術手技開発はまだまだ発展の余地があるといえる.本ワークショップでは,食道癌・胃癌に対するロボット支援手術に関して,患者アウトカム改善・より安全で有用性の高い手術のための取り組みや挑戦を御紹介いただき,現状での限界やブレイクスルーのための方策などについてもお示しいただきたい.

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