ワークショップ 7
IBD非典型例(IBDUを含む)・難治例に対する治療戦略
31日 9:30~12:00 第7会場
公募・一部指定
司会 | 仲瀬裕志 | 札幌医大・消化器内科 |
平井郁仁 | 福岡大・消化器内科 |
炎症性腸疾患(IBD)は,主にクローン病と潰瘍性大腸炎に分類されるが,実際の臨床現場ではその症状や病態が多様であり,必ずしも典型的な症例ばかりではない.特に,広義の分類不能型腸炎(IBDU)の診断と治療においては,いまだ標準化されたアプローチが確立されていない現状がある.また,難治性のIBD症例は,既存の治療法に対する反応が不十分であるため,さらなる工夫と新たな治療戦略が必要とされている.本セッションでは,非典型例や難治例のIBDに対する治療に関する診断・治療のアプローチ,そして臨床の最前線で得られた知見を共有することで,セッション参加者にとっても実践的な指針となることを期待している.さらに,これらの難治例に対する個別化医療の可能性や,今後の治療法開発に向けた課題についても議論を深めていきたい.多数の演題の応募を期待する.