ワークショップ 9
進行胆道癌に対する集学的治療戦略
31日 9:00~11:30 第12会場
公募・一部指定
司会 | 池上 徹 | 東京慈恵会医大・肝胆膵外科 |
齋浦明夫 | 順天堂大大学院・肝胆膵外科学 |
近年,進行胆道癌に対して免疫チェックポイント阻害薬を含む全身化学療法の有効性が示され,治療選択肢が広がっている.胆道癌の根治治療の中心は手術であり,血管合併切除を伴う高度な外科技術が求められるが,これに加えて術前・術後補助化学療法やコンバージョン治療,さらには肝移植を含む集学的治療も行われ,良好な成績が報告されている.切除不能例に対する薬物療法や胆道ドレナージ戦略など非手術的治療の進展も目覚ましく,どのようなタイミングでどのような集学的治療を選択するべきか,判断に苦慮する症例が増えている.このセッションでは,進行胆道癌の治療戦略に関して,最新のデータを基に適切な治療選択について議論していただきたいと考えている.