統合プログラム4（W）
ビッグデータから紐解く今後の消化器病診療
公募・一部指定
| 司会 | 伊藤雅昭 | 国立がん研究センター東病院・大腸外科 |
| 建石良介 | 東京大大学院・消化器内科学 | |
| 山本博之 | 東京大・医療品質評価学 |
近年，様々なビッグデータが利活用可能となってきている．レジストリでは手術のNational Clinical Database，肝がん登録など学会主導のがん登録が代表である．レセプト系データではDPCデータに加え，国保データさらには日本全体のレセプトを含むNational Database (NDB)も利活用が開始されている．さらには内視鏡の画像情報など，多彩なデータソースも利活用が進んでいる．また，NDBについては難病データとの統合が予定され，内科領域での利活用の拡大が期待されるように，上記の複数のデータの統合による新たな価値の創出も期待されている．そして，その活用の道筋についてもAIや Machine learningなど，さまざまなアプローチが出てきている．本セッションではこれらに関する最新の知見をお聞きし，将来展望について議論する場としたい．