シンポジウム 1
胃食道逆流症診療の将来展望
公募・一部指定
| 司会 | 飯島克則 | 秋田大大学院・消化器内科学 |
| 矢野文章 | 東京慈恵会医大・消化管外科 |
本シンポジウムでは,「胃食道逆流症(GERD)診療の将来展望」をテーマに,約5年ぶりとなる胃食道逆流症(GERD)診療ガイドライン改訂第4版の発行を踏まえた最新の知見と課題を共有する.ガイドライン改訂により,診断基準や治療戦略におけるエビデンスの更新,非典型症状への対応,内視鏡的評価の位置づけなどが再整理され,今後の臨床現場における診療の質向上が期待される.本セッションでは,GERD診療のトップランナーによる講演を通じて,ガイドラインの要点とその臨床応用,さらには薬物療法・外科的治療の最適化に向けた展望を議論したい.GERD診療の標準化と個別化の両立を目指し,今後の研究課題や多職種連携の可能性についても考察を深めたい.臨床と研究の架け橋となる本セッションが,GERD診療の未来を切り拓く一助となることを期待する.