シンポジウム 6
結腸癌に対するロボット支援結腸切除術における短中期成績
公募・一部指定
| 司会 | 石原聡一郎 | 東京大大学院・腫瘍外科学 |
| 小林宏寿 | 帝京大溝口病院・外科 |
2018年に直腸癌に対するロボット支援手術が保険収載され,その手術手技はほぼ定型化された.直腸癌に遅れること4年,2022年に結腸癌に対してもロボット支援手術が保険収載されたが,結腸癌は病変の位置や体腔内吻合の有無などから手術手技も多様性に富み,ポート配置を含め完全に定型化されたとは言い難い状況である.その一方で,保険収載から3年以上経過し,ロボット手術の件数は増加の一途をたどっている.本シンポジウムでは,結腸癌に対するロボット支援手術における手技の定型化や工夫を示していただくとともに,短期成績に加え,中期成績についても明らかにしていただきたい.