JDDW 2026 (Japan Digestive Disease Week 2026) KOBE 会期:2026年11月5日(木)~11月7日(土)、会場:神戸コンベンションセンター

司会の言葉

ワークショップ 4
精度と効率の両立を目指した大腸がん検診の未来

公募

司会 金岡 繁 浜松医療センター・消化器内科
小林 望 国立がん研究センター中央病院・検診センター
便潜血検査による大腸がん検診が多くの国で効果を上げている一方で,日本では十分な効果が発揮できていない可能性が指摘されている.その原因として,受診率・精検受診率の低さに加えて,検診プログラムが統一されていないこと,検診データが部分的にしか収集されていないことなど,体制的な問題も考えられる.精度向上のためには,便潜血検査,内視鏡検査の質を上げるのはもちろんのこと,新たな精検法の導入や検診データの収集・分析方法なども議論に値する.また同時に効率化を考えた場合,受診率・精検受診率の向上に加えて,適正な受診年齢,検査回数なども検討すべき課題である.本セッションでは,精度の向上と効率化の2つの観点から,将来の大腸がん検診のあるべき姿を議論したい.

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