ワークショップ 6
空間トランスクリプトーム解析を用いた消化器疾患研究
公募・一部指定
| 司会 | 小田竜也 | 筑波大・消化器外科 |
| 立石敬介 | 聖マリアンナ医大・消化器内科 |
空間トランスクリプトーム解析の登場により遺伝子発現情報を組織切片上で空間的に可視化することが可能となった.組織構造と遺伝子発現を結びつけることで消化器疾患の病態理解にも新たな情報をもたらすと期待される.癌の多様性・不均一性や腫瘍微小環境,炎症性疾患も含めた免疫細胞プロファイルと病態の関係,種々の薬剤治療効果との関連,AI を用いた解析などを含め,本ワークショップでは消化器疾患における空間トランスクリプトーム研究の取り組みを奮ってご紹介いただきたい.ワークショップであるので,必ずしも確立された知見にとどまらず,新規性や独創性に富むアイデアでの挑戦的な取り組みや,解析上の課題や問題点などの視点からの発表も歓迎する.今後の消化器病研究にもたらす空間トランスクリプトームの可能性や発展性について活発な議論を期待する.