ワークショップ 17
多機関前向き研究の実施と問題点
公募・一部指定
| 司会 | 藤城光弘 | 東京大大学院・消化器内科学 |
| 竹内洋司 | 群馬大附属病院・光学医療診療部 |
多機関共同の前向き研究による,単施設研究では得られない症例数や一般化可能性を備えたデータは,診療ガイドラインや臨床実装に直結する力を持つ.消化器領域においても,エビデンス創出のためにその重要性はますます高まっている.一方で,プロトコール策定,倫理審査や研究費獲得,データ収集・管理体制の構築,施設間の連携や意識統一など,実施には多くの課題が伴い,研究の推進を阻む要因ともなっている.本セッションでは,実際に多機関前向き研究を企画・実施された先生方にご登壇いただき,研究立ち上げから運営,解析に至るまでの経験や工夫,直面した問題点とその克服方法を共有していただきたい.今後の学術研究の発展と若手研究者育成にもつながる有意義な議論の場となることを期待し,広く演題を募集する.