ワークショップ 18
多職種連携による内視鏡業務改善
公募・一部指定
| 司会 | 田中聖人 | 京都第二赤十字病院 |
| 炭山和毅 | 東京慈恵会医大・内視鏡医学 |
近年,消化器内視鏡検査・治療に対する社会的要請は,がんの早期発見や低侵襲治療の発展・普及に伴い,増加の一途をたどっている.一方で,医療現場では働き方改革の推進や人材不足,経営状況の悪化など課題が深刻化しており,内視鏡業務の効率化と質の担保を両立させることが急務となっている.これらの課題を克服する鍵は,医師,看護師,臨床工学技士,放射線技師,事務職員など,内視鏡業務に関わる全ての専門職がそれぞれの専門性を最大限に発揮し,有機的に連携する「多職種連携」にある.タスク・シフト/シェアを推進し,各職種が自律的に役割を果たすことで,業務の効率化のみならず,医療安全の向上や患者サービスの向上にも繋がるものと確信している.本ワークショップでは,各施設における先進的な取り組みや創意工夫に満ちたアイデアを広く募集するとともに,課題解決に向けた試行錯誤の過程や,今後の展望に関する発表も応募し,参加者一人ひとりが明日からの内視鏡業務の改善に活かすことができるような活発な議論の場を提供したい.