ご挨拶

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下瀬川 徹

JDDW理事長挨拶

 JDDWは、現在、講演会を原則現地で発表を行うハイブリッド形式で開催し、教育講演はe-ラーニングで行うこととしています。JDDW2022において初めて教育講演にe-ラーニングを採用しましたが、アンケート結果では、多くの方々から好評をいただいております。コロナのパンデミックを契機に学会のあり方が見直されていることの一環なのですが、同時に子育て中の医師や時間の制約の強い医師たちの自己研鑽、学会活動のための一助ともなっており、JDDWでは今後も、この様な支援を続けていく所存です。今回も11月5日の配信に加え、12月15日正午まで講演がオンデマンドでも聴講可能です。各学会の専門医更新のための単位取得や、日本消化器病学会の専門医更新の要件としてもご活用ください。
トピックスには、JDDW構成学会の他の教育講演会のテーマと重ならないよう連絡協議会で話し合い、重要と思われる8課題と演者を選定しています。上部消化管では、早期胃癌治療の最前線、食道表在癌の診断と治療を取り上げています。下部消化管では、進歩の著しい大腸癌ロボット支援手術を取り上げ、また、大腸内視鏡スクリーニングの現状と将来像についても解説をいただきます。肝疾患では、今話題の肝癌・肝内胆管癌に対する薬物治療の進歩、そして門脈圧亢進症の治療の進歩を取り上げました。胆膵領域では、胆膵領域における内視鏡治療の進歩を語っていただき、最近話題の膵・消化管神経内分泌腫瘍の診断と治療についても詳しく解説してもらいます。
8名の講師には、教育講演のためにシラバスの作成やセルフトレーニング問題の作成など、ご尽力をいただきました。この場を借りて篤く御礼申し上げます。この教育講演会が、ご参加の皆様に消化器領域の最新情報を提供し、これからの診療に役立つことを願っております。

一般社団法人 日本消化器関連学会機構理事長 小池 和彦

三輪 洋人

JDDW学術集会委員長挨拶

 JDDWの教育講演会は各分野の疾患の最新情報に触れることが出来る貴重な機会として、毎年多くの方が参加されています。2020年以降は新型コロナ感染症拡大の影響もあり、e-ラーニング形式で開催されています。コロナ禍以前のような会場の熱気を感じることはありませんが、Webで時間の許すときに視聴できるオンデマンド形式は、遠隔地の方や子育て世代の方にも参加しやすいと好評をいただいております。教育講演に関するJDDW連絡協議会では、領域や話題に偏りがなく、直近の講演内容と重複がないように慎重に討議し、上部消化管、下部消化管、肝臓、胆膵の4分野から2演題ずつ、計8人のエキスパートの先生にご講演をお願いしております。食道癌、胃癌、肝癌・胆管癌、膵消化管神経内分泌腫瘍、門脈圧亢進症に関する診断と治療、近年進歩の著しい胆膵領域の内視鏡治療や大腸癌のロボット支援手術など、参加者の方にとって大変魅力的な内容となっています。多くの方に本教育講演会をご視聴いただき、明日からの診療にお役立ていただくことを願っております。

学術集会委員長 考藤 達哉

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