第58回日本消化器病学会大会 会長　岡崎　和一 関西医大・3内科（消化器肝臓内科）

この度、日本消化器病学会の第58回大会を2016年11月3日（木）～5日（土）午前の3日間にわたり、神戸コンベンションセンターで開催させていただきます。伝統ある消化器病学会の学術集会を担当させていただくことを大変光栄に存じていますとともに、関西医科大学としても初めての貴重な経験であり、是非とも実りある学術集会となるよう教室員一同全力を尽くす所存ですので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

過去JDDWは4日間の開催でしたが、前年のJDDW 2015から4日目は教育講演のみとなり、実質3日とスリム化されました。参加の先生方に満足していただけるように、日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本肝臓学会、日本消化器外科学会、日本消化器がん検診学会の5学会が協力して、プログラム編成を行いました。特に消化器外科学会との統合プログラムや、他学会との合同主題を数多く採用しましたので、あらゆる消化器分野の興味ある最新情報や知識を吸収できるものと思っています。

今回は、9年ぶりにアジア太平洋消化器病週間（APDW 2016）が、同じ神戸コンベンションセンターで11月2日（水）～5日（土）まで並行して開催されますが、海外の先生にもJDDWを楽しんでいただけるように、APDW 2016へ登録された先生は、JDDW 2016に無料で参加することができます。そのため主題演題とInternational Posterのスライドは、すべて英語での作成となっています。また、各学会のInternational Sessionは、APDW 2016の主題セッションと内容が重複しないように配慮しておりますので、英語の演題も奮って応募していただくようお願い申し上げます。消化器病学会のInternational Sessionでは、特に慢性膵炎と神経・代謝・免疫のテーマを取り上げましたので、海外の先生方との活発な議論を通じて、交流を深めていただくことを希望しております。

是非とも多数の先生にご参加していだくように心からお願い申し上げます。