このたび、JDDW2024において第22回日本消化器外科学会大会会長を拝命しました、藤田医科大学ばんたね病院外科の堀口明彦です。過去に藤田医科大学としては、第37回総会を青木春夫先生、第54回総会を船曵孝彦先生、第66回総会を宮川秀一先生が主催されました。歴史と伝統ある日本消化器外科学会の学術集会を担当させていただくことになり、身に余る光栄に存じます。
JDDWは消化器疾患を扱う5学会から構成され、外科医、内科医、内視鏡医などが領域を超えて横断的に諸問題を討議する貴重な場です。統合プログラムでは、最近発展著しい低侵襲治療や、癌免疫療法、依然として課題が山積する難治癌に対する治療戦略、近未来的に普及・実用化が見込まれる医療Dx、ゲノムバイオマーカーなど、さまざまな話題を取り上げます。一方、外科医でなければ語ることの出来ないロボット支援下手術の適応や技術論、などについても主題に取り上げ、熱心に討論をしていただきたいと考えております。
ご参加の皆様にとって有益で心に残る学術集会となるよう、教室をあげて準備を進めて参ります。本会が開催される2024年後半にはコロナ禍が収束し、国内外からの多くの参加者が神戸の地で一堂に会し、消化器疾患に関する熱い議論を交わすとともに、親交を深める場になることを願っております。JDDW2024神戸へ、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。