このたび、第100回日本消化器内視鏡学会総会を担当させていただきます東京医科大学消化器内視鏡学分野の河合隆と申します。歴史と伝統のある日本消化器内視鏡学会の会長を担当させていただきますことは大変案な名誉であり、喜びでございます。なお、本総会は2020年11月5日(木)から8日(日)に行われるJDDW 2020の一環として開催されます。
東京医科大学消化器内視鏡学分野は、2016年に消化器内視鏡の病態解明並びに内視鏡検診を含めた予防医学を目的する講座です。東京医科大学としては、昭和50年に故芦澤眞六先生が第17回日本消化器内視鏡学会総会を担当され、平成10年には斉藤利彦先生が第55回日本消化器内視鏡学会総会をDDW-Japan1998として担当され、今回で3回目の担当させていただきます。
JDDWは消化器病関連5学会が一堂に会して、様々な課題について、多方面から議論が展開される学術集会であります。第100回総会では、Strategic International Sessionとして、日米における内視鏡医療の相違(Bridging Japan and the US in the Gastrointestinal Endoscopy)~日本の消化器内視鏡学会に期待すること~を企画しております。欧米の権威ある先生方からのアドバイス頂くとともに現在欧米で活躍している日本の若手の先生方からショートレクチャーを頂き情報共有をはかり、日本消化器内視鏡学会の発展に繋げたいと考えております。その他International Sessionが2題(Cutting edge of upper and lower GI endoscopy in Asia & Improving diagnostic and therapeutic pancreaticobiliary endoscopy)、JGESコアセッション(炎症性疾患における最先端の内視鏡診療)3題を含め16の主題がございます、JDDWの利点を生かして他学会と合同開催となる主題も多数用意されています。
多くの先生方に演題を応募いただき、神戸の会場が活発な討論と意義ある意見交換の場となりますよう、皆様のご参加、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
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