この度、第16回日本消化器外科学会大会を2018年11月1日(木)~4日(日)JDDW 2018神戸で開催させていただくこととなりました。たいへん名誉で光栄なことと感謝しております。
日本消化器外科学会は1968年に設立され、2018年は創立50周年にあたります。第73回日本消化器外科学会総会が鹿児島大学夏越祥次会長のもと7月に開催され、記念式典が予定されております。また、11月のJDDW 2018神戸 消化器外科学会大会においても、50周年記念企画を用意することとなりました。消化器病学会、消化器内視鏡学会、肝臓学会、消化器がん検診学会の皆様に、消化器外科学会の50年の歴史を紹介する良い機会をいただいたと思っております。
本大会のテーマは「温故知新」といたしました。この言葉は、論語が由来とされています。ありふれた言葉ですが、節目の年にはふさわしいと考えております。消化器外科学会が50周年を迎え、これまで学会が積み上げてきた業績を顧みて今後の50年を展望し、これから消化器外科学を学ぶ若い外科医に指針を示すことができればと考えております。
消化器外科50周年特別企画では、消化器癌外科治療の50年を日本の外科を先導する外科医におまとめいただきます。各学会との統合プログラムではボーダーライン膵がん、消化器イメージング、上部消化管早期がん、腸内細菌叢、肝細胞がん、免疫チェックポイント阻害薬についてとりあげました。International Sessionでは肝転移、腹腔鏡下肝胆膵手術、ロボット手術、パネルディスカッションでは肝内胆管がん、膵のう胞性疾患、ワークショップでは外科解剖、内視鏡科手術の最先端を発表するセッションも企画しております。海外学会のコラボレーションとして、SSATならびにAPSDSとの合同シンポジウムも予定しております。
JDDWは消化器内科系の先生方と話し合う大変良い機会です。お互いを知り、討論することで新しい視点が見えてくることがあります。「温故知新」のテーマのもと、神戸の秋に皆様とお会いできることを楽しみにしております。多くの皆様のご参加を期待しております。
Copyright © JDDW 2018. All Rights Reserved.